« かぼちゃのお化けが.... | トップページ | シュレールに一目惚れ。 »

10/14 いち押し! ワインのお話。

ラ・カッシーナ・ジラソーレ[2005] 
イル・パラッツィーノ
(イタリア・トスカーナ)

キャンティ地区ガイオーレの南6マイル、標高400mのところに、古くから地元で“ザ・クリュ”として別格とみなされている一角がある。イル・パラッツィーノの畑はここに広がる。

ズデルチ家は一世紀以上にわたりこの畑を所有するが、本格的なワイン生産は約30年ほど前、アレッサンドロとアンドレアがこの畑を運営するようになってから始まった。点在していたオリーヴやブドウを植え替え、現在の畑の土台が築かれた。

私にはともに楽しく働く造り手は数多くいるけれども、中でもアレッサンドロとアンドレアは、若くて知識が豊富で、熱意を持って仕事に取り組み、すでに十分に優れたワインがさらに向上できる点はないかと常に求めている。84年にはキアンティ地方のおきまりの白ブドウのトレッビアーノとマルヴァジアとの混醸をやめた。それによってよく見られた早い時期の酸化を防ぐことができるようになった。素晴らしくキャンティとしては例外的に、魅力的な深いルビー色を湛えたエレガンスのあるワインを作り上げた。グリーン・ハーヴェストによる収量制限、収穫時には極めて慎重な選果をおこない、セラーでも注意深く最上のバレルだけを選んでビン詰めにする。こうすることでほかのキアンティ・クラシコとは明らかに異なるまさにガイオーレ本来の味わいを、まるで憎らしいほど模範的な品質に高めた。すなわちフィネス、温和な優しさ、芳醇、例外的なほどの豊かなブケ(ラズベリとスミレ)であり、これぞキアンティのイリス女神という趣である。

81年以後、最上の畑のサンジョベーゼからグロッソ・サネーゼと呼ばれるキアンティ・クラシコの特別なキュヴェが造られた(以前は自家用だけだった)。今日、このワインは、世界中でブラインド・テイスティングを制している。

[Labelのおすすめコメント]

サンジョベーゼ種 95%。フレッシュで活き活きとした果実や花を想わせる
香り。アプリコットのような干した果実の風味が柔らかさと旨味。 適度な果実味とタンニンが抜群で、細かな酸とスパイシーさを感じる口当たりです。
F0076118_14213814

|

« かぼちゃのお化けが.... | トップページ | シュレールに一目惚れ。 »

Label最新ワイン情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1041333/24495699

この記事へのトラックバック一覧です: 10/14 いち押し! ワインのお話。:

« かぼちゃのお化けが.... | トップページ | シュレールに一目惚れ。 »