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10/8 いち押し! ワインのお話。

ドメーヌ・レ・クラパス(フランス・ローヌ)

ジェローム・ジュレ氏が自然派ワインに興味を持ったきっかけは、同地方のジル・アゾーニ氏とドメーヌ・マゼルのジェラール・ウストリック氏に出会ったからだといいます。レ・クラパスは、この二蔵の中間あたりに位置するので、この出会いも十分自然な成り行きといえます。

出会いの発端は、1989年に研修したジル・アゾーニ。香り豊かでなめらかなアゾーニのワインに強烈な印象を受けました。その次にマゼルと知り合って、ヴァン・ナチュールというものが、ジェロームの内部に刻み込まれました。しかし、雇われの身では、それを思うように実行することはできませんでした。その後、コルナスで働いた二年間も有意義で、組合から独立して生産者元詰めをする魅力をその際に実感しました。

1997年、ジェローム氏が実家に戻り、ワイン造りに参わります。徐々に蔵の経営を任されるようになりましたが、蔵を安定的に運営することを優先すると、すぐに元詰めをすることができませんでした。それに自分に美味しい自然派ワインが出来るか、できたとしてもワインが売れるだろか、不安が大きくてなかなか実行に移 せなかったといいます。

それから十年、十分な経験を積んで2006年に組合から独立し、醸造.瓶詰めをするようになりました。そして今後は、ヴァン・ナチュールを造れる品質の優れたぶどうが収穫できれば、どんどんチャレンジしたいと闘志を燃やしています。

「ヴィニュロンというのは、とても魅力的な仕事です。他の仕事と比べれば家族(3歳と6歳の子供)と過ごす時間がグッと少なくなるのが残念だけど。」そう言う彼は、充実した雰囲気が溢れています。

0114015306 ヴァン・ド・ペイ・アルデシュ・
ルージュ・パ・サ・パ 2006

このワイン名、『パ・サ・パ』は、『一歩一歩、慎重に』との意味が込められています。

ジェローム氏が自らの10年に込めたメッセージでもあり、このワインを通して、ジェローム氏と繋がった、皆様へのメッセージでもあるのかもしれません。樹齢50年のカリニャン80%、樹齢30年のアリカンテ20%のブレンド。心地よいピュアな酸味と溢れんばかりのフルーツのふくよかさ、この地方らしい芯のあるタンニンなどの全体的なバランスに優れたワインです。

ブルーベリーなどを思わせる果実の厚みをシッカリと感じ、チャーミングな酸味が
それを引き締めます。



0114015406 ヴァン・ド・ペイ・
アルデシュ・ルージュ・アン・
ナヴァン・ドゥトゥ 2006

『アン・ナヴァン・ドゥトゥ』は、『迷う前に、迷ってないで』との思いを込めた名前。
 グルナッシュ品種100%で生み出され、集中力のある濃密な果実味と、滑らかな口当たり、時間の経過とともに、フレッシュな黒や紫の果実を思わせる甘みが感じられるようになり、みずみずしい、スムーズな喉越しになってきます。

ブドウの力を最大限に生かした味わいは、ジェローム氏の実力を物語る1本。

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