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都農ワイン 訪問レポ 2/3 [訪/11/2/15(火)]

赤尾さんが取り出した「巻物」の正体は、
毎日行う葡萄の「定点観測」を行った写真を張り合わせて、
7mもの長さになった資料だったのです。

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僕もマネをして,撮影をしてみましたが、
葡萄樹の梢に新芽があったとします。
そこだけをピンポイントで毎日撮影し、
その日々の変化を記録として残し繋げて行く。
葡萄だけではなく、畑の土なども観測対象でした。
そのことによって、1年間の葡萄や畑の「生活」を記録して行く。

その写真には、新芽や葉柄が生まれ、蔓が伸び、
そして花が咲き、結実していく様がありありと。
また、天候・温度や月の満ち欠けや特筆環境など、
必要とされるデータと赤尾さんの日々のコメントが。

写真に残せてなかったのが僕としては心残りなくらい、
それはそれは、素晴らしい成果です。

骨の折れる作業というより、
そこには造り手としての真実を追う姿が見て取れます。
過酷な条件の中での栽培を確実且つ、高品質にまで上げる。
そこへのあくなき探究心が、このデータに繋がっています。
勘だけに頼っていてはできない体系化された葡萄栽培。
固定概念を打ち破ってでも育て上げた「ここだけの技術」を感じました。

R0010513_2

同社の人気ワイン・シャルドネのアンフィルタードに使われる
葡萄畑に行く途中、車を止めての風景。
尾鈴山の頂きが向こうに見える牧歌的な風景。

「ここの場所が尾鈴山が美しく見える場所。
 毎朝6時頃にワイナリーと畑に来ては、
 気持ちが洗われる気がするんです。」

とおっしゃった赤尾さん。
都農という場所で栽培醸造家として生きる事を
とても誇らしく感じておられる気が伝わりました。

R0010530

ワイナリーに戻り、昼食に行く前に少しの時間がありました。
そこで見つけたPOPがとても気になりました。

さっきまで畑で赤尾さんが話してくれていた事そのままのお話。

「ワインは農産物」

その農産物をしっかりとした[理念]こそが、育んでいるのだと、
そして、それが赤尾さん・小畑工場長をはじめとする
ワイナリースタッフ、そして地元の栽培農家に至るまで、
浸透させていった[結実]が今の姿なのだ実感しました。

R0010536

話は、ワインから横にそれますが、
この後の昼食で赤尾さんにお連れ頂いたのが、
都農で唯一のイタリアンレストラン「BONLISSA」。

大阪で修行をなさった若きご主人が、
時折帰って来た地元・都農が少しずつ寂れて行くことに
寂しさを覚え一念発起し、帰郷。
奥様とおふたりで開店なさった、3年目を迎えるお店。

民家を改装なさった素敵な店内は、
都会のそれとも引けを取らないシャレた雰囲気です。

都農ワインが季刊で出す広報誌「CORK」の表紙にも、
そして中の特集では都農ワインとのマリアージュレシピも造り、
「共生共栄」を育んでおられるのが印象的。

穫れたての地元の野菜や素材をふんだんに使った、
おいしいイタリアンに舌鼓を打ちながら、
赤尾さんとしばし、人生論や経営論などに花が咲きました。

年は僕の方が10も上なのですが、
初めてお会いしたとは思えないくらい、
会話が進み、かなり突っ込んだお話もしましたね(笑)

この後、ワイナリーに戻り、畑と双璧をなす心臓部、
「ワイナリー見学」へと戻りました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 明日へ続く。

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